田舎に住まうこと

田舎暮らしを初めて1ヶ月。

 若いうちは刺激が多い都会に住みたいと思うのが、通常かも知れない。私もおそらく3年前くらいまではそう思っていた。学部6年生のときに、七尾市の病院で1ヶ月実習をさせてもらったときはなんだか孤独の気分が大きかった。夜、暇を潰すカフェも無いし、ご飯屋さんもない。なんなら営業しているのはコンビニくらい。週末は一目散に金沢に戻り、七尾との往復生活であった。

が、今は違う。

 

 家を飛び出すと青々と生い茂る木々に、静かに流れる川。ぴょんと飛び跳ねる魚や、雨を知らせるかのように低空飛行をする雀。車通りはほぼなく、空気は澄んでいる。

 日々、自然が律動していることを実感する。

 膠着した固定観念も大きな季節の移り変わりから、小さな動植物の営みに注意を向けているうちに忘れてしまうのである。

 

 夜は勉強や読書に集中できるし、カフェ代も外食代も減った。そして住宅費も安く、人も温かい。

 日々の生活コストが低く抑えやすいことはもちろん。

 お金以外の価値を見つめ直すことができるような気もする。

 今は奥能登を中心と見た宗教と歴史に夢中である。

 働き口がない。コロナウイルスの影響で、それはもう過去の話となる。

 辺境から始めよう。

 

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